일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

さまようまちのさまよういえのさまようひとびと

さまよう町のさまよう家のさまよう人々

国枝 史郎

国枝 史郎의 さまよう町のさまよう家のさまよう人々(さまようまちのさまよういえのさまようひとびと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 37,916자 · 75화면

아오조라 문고

何処かに工場でもあると見えて、エンジンの音、ダイナモの音、調革の廻る音などが、可成り烈しく聞えていました。

ところが何うでしょうその町にも、人は殆どいないのです。

で、まるっきり廃墟のようなのです。

燈火も暗く闇と云ってもよく、万事がひどくみすぼらしいのです。

私は悲しみを覚えましたよ。

そうしてこんなように呟きましたっけ。

「何んとこの町は――さまよう町は――階級がハッキリしているんだ! ブルジョアの住居、プチブルの住居、プロレタリヤの住居とハッキリと、三つの階級に分けられている」

この事が私を不快にしました。

で私は坂を上って、プチブルの住居へ帰って行きました。

それから更に一番上の町、ブルジョアの住居へ行こうとして、プチブルの町の細い往来を、少しばかり歩きました。

と、一つの窓の中から、女の泣声が聞えて来ました。

そこで窓から覗いて見ました。

窓の内側には燈火も無く、只窓から射し込んでいる、幽な外光によって内側が、ぼんやりと見えるばかりでしたが、その窓の内側に、半裸体の若い娘らしい女が、寝台に倒れて泣いている姿が、いたいたしく眼に映りました。