일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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すみだがわ

すみだ川・新橋夜話 他一篇

永井 荷風

永井 荷風의 すみだ川・新橋夜話 他一篇(すみだがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 44,378자 · 88화면

아오조라 문고

と哀ッぽい事をいい出す母親の意見を聞いていた。午前稽古に来る小娘たちが帰って後午過には三時過ぎてからでなくては、学校帰りの娘たちはやって来ぬ。今が丁度母親が一番手すきの時間である。風がなくて冬の日が往来の窓一面にさしている。折から突然まだ格子戸をあけぬ先から、「御免なさい。」という華美な女の声、母親が驚いて立つ間もなく上框の障子の外から、「おばさん、わたしよ。御無沙汰しちまって、お詫びに来たんだわ。」

長吉は顫えた。お糸である。お糸は立派なセルの吾妻コオトの紐を解き解き上って来た。

「あら、長ちゃんもいたの。学校がお休み……あら、そう。」それから付けたように、ほほほほと笑って、さて丁寧に手をついて御辞儀をしながら、「おばさん、お変りもありませんの。ほんとに、つい家が出にくいものですから、あれッきり御無沙汰しちまって……。」

お糸は縮緬の風呂敷につつんだ菓子折を出した。長吉は呆気に取られたさまで物もいわずにお糸の姿を目戍っている。母親もちょっと烟に巻かれた形で進物の礼を述べた後、「きれいにおなりだね。すっかり見違えちまったよ。」といった。

「いやにふけちまったでしょう。