후리가나로 읽는 일본 고전
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それから
それから
夏目 漱石의 それから을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 172,794자 · 347화면
其所に平岡の癪はあった。衝突しかけた事も一度や二度ではない。
けれども、時日を経過するに従って、肝癪が何時となく薄らいできて、次第に自分の頭が、周囲の空気と融和する様になった。又なるべくは、融和する様に力めた。それにつれて、支店長の自分に対する態度も段々変って来た。時々は向うから相談をかける事さえある。すると学校を出たての平岡でないから、先方に解らない、かつ都合のわるいことはなるべく云わない様にして置く。
「無暗に御世辞を使ったり、胡麻を摺るのとは違うが」と平岡はわざわざ断った。代助は真面目な顔をして、「そりゃ無論そうだろう」と答えた。
支店長は平岡の未来の事に就て、色々心配してくれた。近いうちに本店に帰る番に中っているから、その時は一所に来給えなどと冗談半分に約束までした。その頃は事務にも慣れるし、信用も厚くなるし、交際も殖えるし、勉強をする暇が自然となくなって、又勉強が却って実務の妨をする様に感ぜられて来た。
支店長が、自分に万事を打ち明ける如く、自分は自分の部下の関という男を信任して、色々と相談相手にしておった。ところがこの男がある芸妓と関係って、何時の間にか会計に穴を明けた。