후리가나로 읽는 일본 고전
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あわもりものがたり
『たぬき汁』以後
佐藤 垢石
佐藤 垢石의 『たぬき汁』以後(あわもりものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 118,470자 · 244화면
そこには、数多い山女魚が棲んでいて、毛鈎の躍るを追い回す。殊に熊川渓谷の銀山女魚の味は絶品だ。
四阿山は、上信国境の峻峰であるけれど、遠く榛名の西の肩に隠れて姿を出さない。しかし両毛線の汽車に乗り、新前橋駅を発して高崎駅へ向かう途中、日高村の信号所の前後からは、僅かに頭の一端を遠望することができる。それも、まだ残雪の濃い早春の、穏やかに晴れた朝でないと、他の群峰に紛れて、しかと判別することができぬ。ほんの、拳ほどの大きさに、白い頭が覗いているだけである。
浅間の東南に続くのは、角落や妙義の奇山で、これは誰にもなじみ深い。わが村から真西に卓子のように平らに横たわるのは、神津牧場の荒船山である。荒船山の右の肩から奥の方に、雪まだらの豪宕の山岳が一つ、誰にも気づかれぬかに黙然と座している。これが、信州南佐久の蓼科だ。
それに連なって、西南の空は遠い峻岳高峰が居並び、まことに絢爛たる眺めである。秋も終わりに近づいて、そろそろ稲の収穫がはじまろうとするころ、荒船山の南方と、秩父山の西北との遠い遠い空に、雪の連山が生まれたように浮いて出る。
この連山は夏から秋の半ばころにかけては、あたりの群山に紛れて、全く人々の注意を惹かないのであるけれど、上州の平野から眺める四囲の山々で、最も早くこの連山に雪がくるので、はじめて