일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ちくしょうだに

ちくしょう谷

山本 周五郎

山本 周五郎의 ちくしょう谷(ちくしょうだに)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 69,788자 · 138화면

아오조라 문고

手筋はかなりよく、上達も早かったが、力が強いうえに乱暴者で、人と喧嘩が絶えなかった。隼人が江戸へゆくちょっとまえに、道場で二人を相手に喧嘩をし、一人の腕を折ったため、横淵教頭から破門された。

「もう破門も許されるころじゃないか」と歩きながら隼人が訊いた、「あれからまたなにかやったのか」

「そんなところです」岡村はそう云って、隼人に振返った、「――朝田さんがここへ来たのは、到着された晩に話したことが本当の目的なんですか」

「岡村はいつ来たんだ」

「話をそらしますね」

「番はいつあくんだ」

「番は一年ですから」と岡村が答えた、「この八月には城下へ帰ります、しかし、望めば延期することもできますよ」

暫く歩いてから、「断わっておくが」と隼人が低い声で云った、「これからはつまらない疑いや臆測で、人の動作を見張るようなことはしないでくれ、――わかるだろう」

「こっちへおりるんです」と岡村が云った。

岩を削った急な踏段をおりると、すぐ向うに流人村の部落が見えた。

断崖と断崖とに三方を囲まれ、東のほうへ段さがりに低くなる端が、そのまままた断崖に続いていた。ひとくちに云うと、屏風で三方を囲まれた雛段のような地形で、石を組みあげた台地が斜面に段をなしており、若木の檜や杉の疎林のあいだに、住民たちの家がちらばって見えた。