일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

はたしじょう

はたし状

山本 周五郎

山本 周五郎의 はたし状(はたしじょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 19,525자 · 39화면

아오조라 문고

昂奮したのだろう、千久馬は顔を蒼くし、もどかしげに手振りをしながら云った。……第二の耳には英之助の言葉がはっきり残っている、鋭い眼で、こっちを刺すように見ながら、「友達としての忠告だ」といった彼の言葉が……。

「おれは寧ろ藤島に同情している」千久馬はなお続けていた、「――第さんが帰って来て、眼と鼻のさきにいるとすれば、彼の立場は苦しい、それも非常に苦しいだろうと思う、それはおれにはよくわかるんだ、しかしどうしたって蒔いた種は苅らなければなるまい、彼はそれだけの事をしたんだから、……人間は弱いものだ、罪を犯した者が、その罪を隠蔽するために重ねて罪を犯す、……初めに犯した罪をつぐなう勇気のない者は、必ず次ぎ次ぎと、段々に重く、大きな罪を重ねてゆく、そこに弱い人間の悲しさがあるんだ」

第二は歩きながら低い声で独り言を呟いた。まったく聞きとれなかったが、千久馬は構わず続けた。それにしても英之助のやりかたが悪辣すぎるということを。信じられないような江戸での醜聞。情事。重役にとりいった役替え。帰藩してからの怠慢、常に無断で休み、勤めを投げやり、暢気らしく山歩きばかりしていること。