후리가나로 읽는 일본 고전
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ほととぎす
ほととぎす
堀 辰雄
堀 辰雄의 ほととぎす을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 30,252자 · 60화면
などと心を入れて認めたのであった。
御返事は翌日来た。長い御消息だった。養女の件は「喜んで」などといかにも心よい返事をして下すったが、その同じ御消息の中に、以前殿とおかたらいになられた日頃の事なんぞを何かと思い出されて細々と書かれてあった。自分なんぞの想像以上に不為合せであられたらしいお身の上には、何かと胸を打たれるような事のみ多いのだった。「いつのまにやら目の前を霞が一ぱい立ちこめましたようで、筆の立所もわかりませず、たいへん見苦しい字になったようでございますけれど――」と最後を結ばれてあるのも、いかにもその御方らしい真実な感じがあるように思えた。
それからも二度ばかりその御方と長い消息をとりかわし、とうとうその少女をわたくしの養女とする事になったので、又禅師の君が出向いて往かれて、その少女を志賀の里からともかくも京へ連れて来られたのだった。
その事を聞くと、自分の愛娘をそうして京へ出立させて、いよいよ寂しくなられたその御方のお心の中はまあどんなであろうかと、それからそれへと尽きせずお思いやりしていたが、「それにしても、あんなに気弱そうな御方をこのように決心させたのも、若しかしたら殿がその女を御世話くださるような事にでもなりはしないかと思われなすったからかも知れない。