후리가나로 읽는 일본 고전
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アインシュタインきょうじゅをわがくににむかえて
アインシュタイン教授をわが国に迎えて
石原 純
石原 純의 アインシュタイン教授をわが国に迎えて(アインシュタインきょうじゅをわがくににむかえて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,458자 · 11화면
東洋風な古画に接しては、陰影をもたないはっきりした輪廓線の鋭さにいつも眼をつけられました。また写実や投射法を無視した構図に対しても、そのおのずからな感情に導かれて、それらが少しも観照を妨げないことに注目されました。諸所の神社仏閣における彫刻や建築にも少なからぬ興味を惹かれたのでした。しかしそれらのなかで最も深く教授を感激させたのは、京都の仙洞御所のなかで清涼殿の前庭をかこんだ一帯の風趣であったのです。そこにはきれいな箒目を縦横にしるした白砂で埋まった四角な広い庭があり、それをとり囲んで二方にはすっきりとした廊下の半ば白い腰障子が並んでいたのでした。西側は清涼殿のおもてで、黄いろい簾が紅の紐で結ばれ、黒瓦の下に平行に懸っているのが見られます。南側には紫宸殿の後ろ側の板戸がありました。「なんという瀟洒なこころよい建築であろう。私は未だかつてこんな気もちの安らかなものを見たことはない」と、教授はほんとうに驚きの表情にみちてそこにたたずまれました。砂を敷いた庭の一隅に一叢のわずかばかりな竹林が四角に囲われて立っており、そこからやや隔たって二、三本の竹があるだけで、他には静寂のほか何ものもないのでした。