후리가나로 읽는 일본 고전
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アインシュタインきょうじゅをわがくににむかえて
アインシュタイン教授をわが国に迎えて
石原 純
石原 純의 アインシュタイン教授をわが国に迎えて(アインシュタインきょうじゅをわがくににむかえて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,458자 · 11화면
昔は朝になると、この竹林に小鳥が来て囀るので、それで時刻を知ったのだという説明を、非常におもしろがって聞かれました。もうずっと先方へゆかれた夫人を呼び戻してこの話を繰り返して話されたほどでした、明け放しな宮廷の寒さを身に覚えながら、昔は火の気もおかれなかったことや、宮廷内では三十七歳をこえるまでは、冬足袋もゆるされずに素裸足でいなければならなかったことなどを聞かれて、ふしぎな夢もの語りのようにも思われたようでした。かような場所を中心にしてなだらかな美しい山々で囲まれた京都の一帯は、教授に最も深い印象を与えたので、そのあたりのいろいろな風光に接するのをこの上ない楽しみとせられたのでした。
概して教授は、どこに行っても人々のありのままの姿と、またその手になった芸術を観賞することを好まれたのでした。それで何でもないような襖模様や金具にさえ感興を惹かれて、それを注目されました。ですから床の間が檜の一枚板であるとか、柱が柾目の杉であるとかいうようなことは、教授にとってなんの価値もなかったのです。名古屋城の金の鯱も教授にはさほど注目を惹かなかったので、むしろその形態の趣きや、城の屋根瓦が波のような感じをもつことをよろこばれました。