후리가나로 읽는 일본 고전
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アラスカのひょうが
アラスカの氷河
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 アラスカの氷河(アラスカのひょうが)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,988자 · 6화면
マラスピーナ氷河
冬の間は、日が短くて駄目、夏も北海特有の霧や、低い層雲が海上を埋め、氷河の上まで蔽っていることが多い。そういうときは、雲上飛行をつづけるだけで、何一つ見えない。ずっと北に延びたカナダロッキーの高峰が、雲上に頭を出していたら、それで満足するより仕方がない。
アラスカの氷河は、このカナダロッキーに降った雪が、万年雪となり、それが渓谷にそって、太平洋測へ流れ下ったものである。アラスカのこの地域は、案外に気温が高い。旧首都ジュノウの平均気温は、一番寒い一月でも、零下三・二度にすぎない。札幌の一月の平均気温は、零下五・九度であるから、札幌よりはずっと暖かい。零下何十度のアラスカの厳寒というのは、奥地のフェアバンクス地域とか、北氷洋岸とかの話である。
マラスピーナ氷河
この気温の高いことが、アラスカの氷河の特徴であって、氷河の氷自身の温度は、ほとんど零度に近い。こういう氷河は、流動しやすく、流下の速度も大きい。流下速度の正確な測定はないので、はっきりしたことはわからないが、アルプスの氷河などと較べて、一桁くらい大きいのではないかと思われる。
いずれにしても、アラスカの氷河では、氷の流動性を示す現象が、非常に顕著に見られる。