후리가나로 읽는 일본 고전
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インドラのあみ
インドラの網
宮沢 賢治의 インドラの網(インドラのあみ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 23,369자 · 49화면
学者アラムハラドの見た着物
学者のアラムハラドはある年十一人の子を教えておりました。
みんな立派なうちの子どもらばかりでした。
王さまのすぐ下の裁判官の子もありましたし農商の大臣の子も居ました。また毎年じぶんの土地から十石の香油さえ穫る長者のいちばん目の子も居たのです。
けれども学者のアラムハラドは小さなセララバアドという子がすきでした。この子が何か答えるときは学者のアラムハラドはどこか非常に遠くの方の凍ったように寂かな蒼黒い空を感ずるのでした。それでもアラムハラドはそんなに偉い学者でしたからえこひいきなどはしませんでした。
アラムハラドの塾は街のはずれの楊の林の中にありました。
みんなは毎日その石で畳んだ鼠いろの床に座って古くからの聖歌を諳誦したり兆よりももっと大きな数まで数えたりまた数を互に加えたり掛け合せたりするのでした。それからいちばんおしまいには鳥や木や石やいろいろのことを習うのでした。
アラムハラドは長い白い着物を着て学者のしるしの垂れ布のついた帽子をかぶり低い椅子に腰掛け右手には長い鞭をもち左手には本を支えながらゆっくりと教えて行くのでした。
そして空気のしめりの丁度いい日またむずかしい諳誦でひどくつかれた次の日などはよくアラムハラドはみんなをつれて山へ行きました。