후리가나로 읽는 일본 고전
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ジャン・クリストフ
ジャン・クリストフ
豊島 与志雄
豊島 与志雄의 ジャン・クリストフ을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,123자 · 13화면
そして、戦によって得られた平和は、やがて次の戦の序曲となるであろう。平和と戦とが一つに綯われて、そこに輝かしい生命の交響楽が作られるであろう。そういうところまでたどりついたジャン・クリストフは、すでに新らしき日を肩に荷っていた。新しき日の戦に戦うものは、他のジャン・クリストフ、その戦のために生まれ変わってくるジャン・クリストフ、でなければならなかった。争闘と苦悶とに鍛えられた生命の響きと、永遠なる芸術の香りとのなかに、ジャン・クリストフがふたたび甦るために死にゆく時、昼と夜、愛と憎悪、その力強き二つの翼ある神を讃うる歌が響いてきた。
「ジャン・クリストフ」十巻を書いた時、作者ロマン・ローランの眼には、最近の欧州大戦役の修羅場が映じていたかどうかを、私は知らない。しかし彼の眼には、新らしい生命の力に目覚めた世界が映じていたであろう。そこにおいては、愛と憎悪と、戦と平和と、昼と夜と、生と死とが、たがいに交錯して永遠に波動している。そこにうち立てられた神は、人の魂を窮屈なる信条のうちに閉じ込むるものではなく、自由に濶歩するの力を人の魂に与うるものである。