후리가나로 읽는 일본 고전
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フレップ・トリップ
フレップ・トリップ
北原 白秋
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N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 145,698자 · 293화면
国境とはいえ、警備隊も監督官もいるわけではなし、出入自在であるようにも見られた。簡単なものだと私たちはまた顔を見合せた。
ここでカメラを向ける者がかなりパチパチやった。
私と友とは、ここで一つ撮ってもらった。武田信玄と国定忠次という奇異な恰好でである。
誰だか露西亜の方を向いてつくづくと放尿していた。
天測点はついその上にあった。海上一キロメートル若干の地点である。
其処にも虎杖の花は今がまさに盛りであった。
この虎杖は露西亜領の花
歌の四五句が口をついて出た。だが、一二三句はどうしても出来ないで、私はまた帰路についた。
そこで天幕に再びもぐりに行ったものだ。
「麦酒の代は払って置きますよ。」
それからシトロンを一本あけてもらったが、また金は払わずに飛び出す私を私は見出した。
慌ててまた引き返した。
すばらしい斜面の緑、辷る辷る辷る。
*
ワレラコクキヤウニアリ
妻子を初め東京の諸友に、その安別から打電した時には、私もまた意気軒昂たるものがあった。
小学校の粗末なテエブルの上で、私はしきりに頼信紙の雛をのべていたが、庄亮君はまた絵葉書に即興の歌などを走り書きしていた。