후리가나로 읽는 일본 고전
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しこんぞめについて
ポラーノの広場
宮沢 賢治의 ポラーノの広場(しこんぞめについて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,934자 · 50화면
二人はぎょっとして聞き耳をたてた。
音はなくなった。(今頃探鉱など来るはずあなぃな。)嘉吉は豆の餅を口に入れた。音がこちこちまた起った。
(この餅拵えるのは仙台領ばかりだもな。)嘉吉はもうそっちを考えるのをやめて話しかけた。(はあ。)おみちはけれども気の無さそうに返事してまだおもての音を気にしていた。
(今日はちょっとお訪ねいたしますが。)門口で若い水々しい声が云った。(はあい。)嘉吉は用があったからこっちへ廻れといった風で口をもぐもぐしながら云った。けれどもその眼はじっとおみちを見ていた。
(あっ、こっちですか。今日は。ご飯中をどうも失敬しました。ちょっとお尋ねしますが、この上流に水車がありましょうか。)若いかばんを持って鉄槌をさげた学生だった。(さあ、お前さんどこから来なすった。)嘉吉は少しむかっぱらをたてたように云った。
(仙台の大学のもんですがね。地図にはこの家がなく水車があるんです。)(ははあ。)嘉吉は馬鹿にしたように云った。青年はすっかり照れてしまった。
(まあ地図をお見せなさい。お掛けなさい。)嘉吉は自分も前小林区に居たので地図は明るかった。