후리가나로 읽는 일본 고전
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せんきゅうひゃくにじゅうくねんいちがつ――にがつ
一九二九年一月――二月
宮本 百合子
宮本 百合子의 一九二九年一月――二月(せんきゅうひゃくにじゅうくねんいちがつ――にがつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,457자 · 23화면
然し欠点がある。
クリミヤ モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)間は少くとも五日ぶっ通しの汽車旅行を必要とする。汽車には食堂がついて居ない。チェホフが薬罐を下げて走ったように Kも駆けて食物を調えなければならぬ。
一ヵ月半折角休養所に居た。なおり切らないところを、そういう旅行で疲れ、モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)で再び許可を得るために医者歩きをし、愈々まだ駄目だときまって、クリミヤへ戻る頃は一ヵ月半の休養は元もこもなくなって居るであろう。
療養所の医者と勤務先との間に連絡ないことは、恐るべき金、時間、精力の浪費を来して居る。消耗をいとわぬロシア人のうねりの大きな純然たるロシア的不便さだ。
○日
ファイエルマンがこういう話をした。レーニングラード附近の或田舎での出来事だ。
誰かが七歳と四歳になる二人の女の児を雪の深い森へ連れ込み零下十何度という厳寒の中へ裸にして捨てて行った。
女の児は凍え始め劇しく泣き出した。
もう日暮で――冬は午後四時にとっぷり暗くなる――折から一台の空橇が雪道を村へ向ってやって来た。
森の中から子供の泣き声がする。