후리가나로 읽는 일본 고전
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いちえんぼんりゅうこうのがいどくとそのりめんだん
一円本流行の害毒と其裏面談
宮武 外骨
宮武 外骨의 一円本流行の害毒と其裏面談(いちえんぼんりゅうこうのがいどくとそのりめんだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,916자 · 44화면
印税成金の堕落
のです、金方になって下さい、二三ヶ月の内に返します」など説きつけて金を借りたのである、サテそれが予算の如く儲からない、さりとて止めれば最初の宣伝資金が丸損になる、アトは大した費用もかからないから継続してやればイクラカずつの利益はあると云う勘定で、細々にやって居る、そこで濡手に粟のような甘言を信じて融通した金方は、少しも入金が無いに当惑して居るとの話を聴いた、円本出版屋は後家泣かせ隠居泣かせの罪をも作って居るらしい
印税成金の堕落
大きな強窃盗犯人が捕えられるのは、大概色里での豪遊中である、それは平常貧乏生活の者、持ちつけない大金が懐中に入ると、先ず第一に性の本能満足、放縦な逸楽を得たい欲念が起って、白粉臭い美人に接したがる煩悩の犬走り、国家の一機関が網を張って居るに気付かず、手もなく「御用」の声で縛に就くのである
円本の著者訳者は、大量生産であるから、五分か一割の印税でも、十万二十万の押印料は、少くも五千円、多いのは一二万円の金が懐中に入る、そこで年中貧乏生活をして下宿料もロクに払えず、或は嬶の腰巻一つも買えなかった凡夫の奴共、強窃盗犯者と同様、先ず第一に駆け付ける