후리가나로 읽는 일본 고전
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みっつのまど
三つの窓
芥川 竜之介의 三つの窓(みっつのまど)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,811자 · 14화면
A中尉もこの水々しいセロリイの葉を眺めたまま、やはり巻煙草ばかりふかしていた。こう云う素っ気ないY中尉に不思議にも親しみを感じながら。………
2 三人
一等戦闘艦××はある海戦を終った後、五隻の軍艦を従えながら、静かに鎮海湾へ向って行った。海はいつか夜になっていた。が、左舷の水平線の上には大きい鎌なりの月が一つ赤あかと空にかかっていた。二万噸の××の中は勿論まだ落ち着かなかった。しかしそれは勝利の後だけに活き活きとしていることは確かだった。ただ小心者のK中尉だけはこう云う中にも疲れ切った顔をしながら、何か用を見つけてはわざとそこここを歩きまわっていた。
この海戦の始まる前夜、彼は甲板を歩いているうちにかすかな角燈の光を見つけ、そっとそこへ歩いて行った。するとそこには年の若い軍楽隊の楽手が一人甲板の上に腹ばいになり、敵の目を避けた角燈の光に聖書を読んでいるのであった。K中尉は何か感動し、この楽手に優しい言葉をかけた。楽手はちょいと驚いたらしかった。が、相手の上官の小言を言わないことを発見すると、たちまち女らしい微笑を浮かべ、怯ず怯ず彼の言葉に答え出した。