후리가나로 읽는 일본 고전
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さんにんのし
三人の師
上村 松園
上村 松園의 三人の師(さんにんのし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,644자 · 10화면
鈴木松年先生
私にとっては鈴木松年先生は一番最初の師であり、よちよちあるきの幼時から手をとって教えられ一人あるきが出来るようにまで育てあげられた、いわば育ての親とも言うべき大切な師なのである。
松年先生の画風というのは四条派のしっかりしたたちで、筆などもしゃこっとした質のもので狸の毛を用いたのをよくお使いになっていられた。
先生は決して刷毛を使われなかった。刷毛のような細工ものは芸術家の使うものではない、画家はすべからく筆だけによるべきである――と言われて、普通刷毛を必要とするところは筆を三本も四本もならべて握りそれで刷毛の用をなされたのである。
雄渾な筆致で、お描きになっていられるところを拝見していると、こちらの手先にまで力がはいるくらいに荒いお仕事ぶりであった。筆に力がはいりすぎて途中で紙が破れたことなども時々あった。
私はよく先生の絵の墨をすらされたものである。
先生の画風が荒っぽいものなので、自然お弟子たちも荒々しくなる。それで墨をすらしても荒々しいすりかたをするのでキメが荒れてなめらかな墨汁が出来ない。
「墨すりは女にかぎる」