후리가나로 읽는 일본 고전
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さんどあったじゅんさ
三度会った巡査
森 律子
森 律子의 三度会った巡査(さんどあったじゅんさ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,215자 · 5화면
如何なる運命が自分を待つかも知らず、颯爽と乗合自動車の乗客の一人となりました。しかし、さてかねて教えられていた場所へ降りて見ますと、その辺りは全く同じような家が建ち並んでいて人通りも殆どなく、如何にも静かな住宅街であつたのでございます。そこでやむを得ず、私はその辺を暫く歩き回つて見ましたが、何やら教えられた話とは趣が違うので暫時思案にふけりました。しかし幸いにも付近の四ツ角に警官が一人立つているのを見出しましたので、早速その巡査に問合せて見ようと近付いて行きました。
元来ロンドンの警官は皆様も御承知の通り、身の丈け六フィート以上でなければ採用しないとかいう規則のために同じ背の高い英国人の中でも一と際目立つた大兵肥満の体格の持主ばかりで、その前に立つた日本娘のわたしの顏は、ちようどその警官のお臍位の高さに当ります。まるで子供が仁王様の前に立つたような有様になります。あたかも天を仰ぐような恰好で、よせばよいのに自分だけは流暢な英語のつもりで目指す場所をきいて見ました。
しかしこれがそも/\「生兵法大怪我の基」となつたのでございます。すると制服に身をかためていたその仁王様は、ちようど小人島の人間でも見たように厳格な顏をほころばして、わたしの質問をきいていましたが、幸か不幸かわたしの話が幾分かでも判つたと見えて