일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

さんどあったじゅんさ

三度会った巡査

森 律子

森 律子의 三度会った巡査(さんどあったじゅんさ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,215자 · 5화면

아오조라 문고

、何か叮嚀親切に道順を教えて呉れました。

如何にもよく判つたつもりの私は「サンキュー」の一言をあとに、言われたままに右に折れ、真ッ直ぐに何町、また左へ曲つて歩いて参りますと、不思議、これはまた何うしたことか、いま道をきいたばかりの巡査がそこに立つているではありませんか!

あいにくバッタリ顏が合つてしまつたので、ちよつとテレ隠しにニヤ/\と笑つて目礼して、またそこから、改めて先刻教わつた道順を、こんどは一層念入りに歩いてやつて来て見ると、またしても同じ場所に同じ巡査が立つていました。しかしもうこんどはニヤ/\と笑う勇気もなく、逃げるように番号の数を一人で探しながらグルグルと足に任せて歩き回りました。そのうちに三度わたしの目の前に立つたのは以前の警官の後姿で、わたしは何か警官の生霊にでも取付かれたように、方角を見定めるいとまもなく、恐しさと恥かしさがいつぱいになつて、思わず後へ引返しました。

いまは全く「八幡の藪知らず」の形となりました。腕時計を見れば約束の時間は遠慮なく過ぎて行き、日本に比べれば涼しいはずのロンドンでも、こうなりますと、全身汗だくになつて泣くにも泣かれず、途方に暮れて立往生してしまいました。