후리가나로 읽는 일본 고전
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ちゅうせいのぶんがくでんとう
中世の文学伝統
風巻 景次郎
風巻 景次郎의 中世の文学伝統(ちゅうせいのぶんがくでんとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 115,977자 · 230화면
従来は立春・若菜・梅・柳・桜などいう歌題が勅撰集の歌の排列を決めていて、『古今集』この方そうなのだが、『玉葉』『風雅』の著しい点は、そうした歌題が殆ど読者の印象にのぼって来ないくらいにかくされてしまって、そのかわりに天象のけざやかな種々相が、はるかに強く表面に押し出されて来ているのである。その点は私がいうまでもなく、すでに諸君が十分感じておられるところだと思う。
しかし問題は二条派を代表させた頓阿の側にもある。頓阿は俗に二階堂貞宗という人の法名というが、この人の系図はあまりあてにならぬ。(頓阿については、斎藤清衛博士の『南北朝時代文学新史』に「頓阿法師の一生」という到れり尽せりの名論文があって、精しくはそれを見ていただきたい。)とにかく、比叡に学び、後諸国行脚もしたが、大体は為世の門に学んだ都住みの歌僧で、為世の薨じた暦応元年(延元四年)は五十歳であるが、師の亡き後は京都歌壇の元老であった。その後二十年ばかりの中に家集をまとめ、尊氏のあとを継いだ二代将軍義詮のもとめで差し出した。それが『草庵集』である。これは二条派からは金科玉条とされ、ことに、西行の『山家集』