후리가나로 읽는 일본 고전
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しょうひんよっつ
中勘助随筆集
中 勘助
中 勘助의 中勘助随筆集(しょうひんよっつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,694자 · 32화면
十四日
私は用便のあと勝手に時間を延長して爪をきりはじめた。思いきり鋏の刃をくいこませてぎりぎりまではさんでしまう。さばさばした。垢だらけの仙人生活から足を洗った思いだ。
十四日
午後。御来診。起床を許された。咲き残った朝顔もおしまいになり、鉢もかたづけられていた。そのためからりとした庭に苔がめずらしく青々として、秋海棠がさいている。睡蓮の葉が浮きながら枯れて、すっかり秋だ。はじめて温度表をみる。これは青赤黒で書きわけられた私の肉体の調子の狂った交響楽である。心臓の打楽、肺の管楽、熱は頭の琴線の絃楽か。序曲は派手に始まってるがやがて頗る単調平板になり、それが「先生」という指揮者の命令によって突然中止されたのだ。が、早晩終曲の演奏はあるにしても、さしあたりこの曲が未完成に終ったのは幸なことであった。