후리가나로 읽는 일본 고전
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「もくせい」ごうのなぞ
中谷宇吉郎集 第六巻
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎集 第六巻(「もくせい」ごうのなぞ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 130,784자 · 269화면
小説と歴史物の一部、それに僊道関係のものを少し読んだだけである。しかしこの最後の僊道関係のものを読んだことを、予期しなかった幸運と思っている。というのは、露伴の死は、この僊道と非常に縁の近いもののように思われるからである。まず昭和三年四月に書かれた『魔法修業者』から少し引用してみよう。これは立派な研究論文であるが、この論文には露伴先生の、心のはずみが感ぜられる。もちろん私に感ぜられるだけであって、主張をするわけではない。
魔法とは、まあ何といふ笑はしい言葉であらう。
然し如何なる国の何時の代にも、魔法といふやうなことは人の心の中に存在した。そして或は今でも存在してゐるかも知れない。
埃及、印度、支那、阿剌比亜、波斯、皆魔法の問屋たる国々だ。
真面目に魔法を取扱つて見たらば如何であらう。それは人類学で取扱ふべき箇条が多からう。
又宗教の一部分として取扱ふべき廉も多いであらう。
こういう書き出しである。この文句、及び文字の配りの中に、私は露伴先生の心のはずみを見るような気がする。この文章にしても、『神仙道の一先人』にしても、『仙書参同契』にしても、僊道あるいは丹道に関する先生の文章には、何となく勢いが感ぜられる。