후리가나로 읽는 일본 고전
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ごかいのまど
五階の窓
小酒井 不木
小酒井 不木의 五階の窓(ごかいのまど)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,512자 · 43화면
23
「さあ」
と冬木刑事が考え込むと、その時、長谷川は、
「あ、分かった、変装の理由が分かった!」
と、大声に叫んだので、さっきから車外の雪景色に見とれていた沖田刑事はびっくりして振り向いた。
と、その時、自動車は××署の前に止まった。
23
冬木・沖田両刑事たちがK病院で活劇を演じていたとき、××署では恒藤司法主任の北川への訊問を終わって会計係の野田の訊問に移っていた。野田は熱情的な男であるけれど、今度の事件で心に大きな打撃を受けたとみえ、わずか数十時間の間に顔の色が土のようになり、両眼の周りに輪ができて著しくへこんでいた。
彼は警察署へ拘引されてから、艶子を思う心でいっぱいであった。だれでも留置場へ来ると平素あまりかわいくない妻子までが懐かしまれるということであるが、彼もその例のごとく艶子のことをたてつづけに考えた。それと同時に、彼は一昨日の午後、二十七号室で行われた活劇のことを考えざるを得なかった。艶子は自分の拘引されたことをどう思っているだろうか。はたして自分が社長を殺して、窓から投げ出したと思っているであろうか。いや、むろんそう思うに違いない。