후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ごかいのまど
五階の窓
小酒井 不木
小酒井 不木의 五階の窓(ごかいのまど)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,512자 · 43화면
そんなくらいならはじめから渡さないほうがいいじゃないか」
野田はこの理詰めにはたと当惑した。
「いや、こうなったら一伍一什を申し上げます。西村電機商会は近ごろの不景気のために大穴をあけ、世間の手前および取引先を誤魔化すために先日、社長が五万円の贋造紙幣を買い込んだのです。はじめ社長は五万円の金をあるところから借り入れたと申しましたが、わたしが贋造紙幣であることを発見したので、わたし一人にだけ事情を打ち明けました。しかし、社長はこの贋造紙幣をだれから買ったかということは固く口を噤んで言いませんでした。また、わたしも追及して訊きもしませんでした。ところが、一昨日までは五万円の贋金を一度も使用しませんでしたが、一昨日の朝、社長はわたしにそのうち二千円を出してくれと申しました。で、わたしは一種の危険を予覚しましたから、幾度もおやめなさいと忠告しました。が、今日渡す金は贋金でもかまわぬのだと言って、わたしの忠告を耳に入れませんでした。で、仕方なく、北川くんの手を通じて社長に渡してもらいました。しかし、どう考えてみても危険な気がしたので、正午ごろ社長室へ行って、いま一度忠告を試みました。