후리가나로 읽는 일본 고전
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へいけがに
伝奇ノ匣2 岡本綺堂妖術伝奇集
岡本 綺堂
岡本 綺堂의 伝奇ノ匣2 岡本綺堂妖術伝奇集(へいけがに)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 203,094자 · 411화면
高田 僕も今まで知らなかったが、中二君の話ではここから、三四町ほど距れた所にあるそうだ。
君子 それじゃあ時々に御参詣に来られますわね。
柳 (泣きながら。)どうぞお墓参りに行って遣ってください。あれも嘸ぞ喜びましょうから。
(柳も時子も君子も眼をふいている。一室より浦辺出づ。あとより中二と會徳も出づ。)
浦辺 では、皆さん。いずれ又伺います。
中二 色々ありがとうございました。
(浦辺は先に立ち、村上、時子、君子、皆それぞれに会釈して表へ出で、下のかたへ立去る。)
會徳 みんなも力落しであろうけれど、もう斯うなったら仕方がない。早く近所の人たちを呼んで来て、葬式の支度に取りかかることにしようではないか。
中二 何分よろしく願います。
會徳 では、すぐに行って来よう。
(會徳は早々に下のかたへ立去る。)
中二 さあ、お父さん阿母さんも奥へ行って、妹を拝んでお遣りなさい。
(李は黙っている。柳も無言で泣いている。)
高田 (嘆息する。)無理もないなあ。阿香さんは死んでしまった。ああ、僕もなんだか世の中が暗やみになったようだ。
(高田はふらふらと寝室に入る。中二は同情するように見送る。