후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
なにもの
何者
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 何者(なにもの)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 38,449자 · 77화면
六、「算術の問題です」
流石の波多野警部も、今は兜を脱いだ形で、弘一君の口から、早く真犯人の名前を聞きたそうに見えた。
六、「算術の問題です」
「足跡が贋物だとすると、犯人が宙を飛ばなかった限り彼は邸内にいたと考える外はありません」弘一君は推理を進める。「次に、奴は何ぜ金製品ばかりを目がけたか。この点が実に面白いのです。これは一つには、賊が琴野光雄という黄金狂のいることを知っていて、その気違いの仕業らしく装う為だったでしょう。足跡をつけたのも同じ意味です。だが、外に、もう一つ妙な理由があった。それはね、あの金製品類の大きさと目方に関係があるのですよ」
私は二度目だったから左程でないが、波多野氏は、この奇妙な説にあっけにとられたと見え、黙り込んで弘一君の顔を眺めるばかりだ。病床の素人探偵は構わず続ける。
「この見取図が、ちゃんとそれを語っています。波多野さん、あなたは、この洋館の外まで延びて来ている池の図を、ただ意味もなく書留めて置かれたのですか」
「というと?……アア、君は……」と、警部は非常に驚いた様子であったが、やがて「まさか。そんなことが」と、半信半疑である。
「高価な金製品なれば賊がそれを目がけたとしても不自然ではありません。