일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ろうどうしゃのうみんのこっかとブルジョアじぬしのこっか

労働者農民の国家とブルジョア地主の国家

宮本 百合子

宮本 百合子의 労働者農民の国家とブルジョア地主の国家(ろうどうしゃのうみんのこっかとブルジョアじぬしのこっか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 26,646자 · 53화면

아오조라 문고

ロシアの労働者の労働賃銀は、西欧のそれより幾倍も安かった。外国資本が国の工業に喰い入っていた。労働時間は十時間から十三時間で、繊維労働者は一ヵ月十五(円)の賃銀さえやっととった。〔三字伏字〕の搾取、抑圧のための政府は、全力をつくしてこのような劣悪な生活条件を蹴散らして、奮起しようとする勤労大衆の反抗を暴圧した。ツァーのロシアの軍隊、憲兵は、血につながる勤労大衆を、ストライキしたからと云い、反抗を計画したからと云って虐殺した。大学は労働者の息子を入学させなかった。大衆を暗い陰気な讚美歌で眠り込ませる教会と、酒でもりつぶして階級的不満を忘れさせ、勤労大衆を肉体的にも精神的にも腐らすための、そして政府はそれからウンと税を儲けることの出来る酒場だけが、街のいたるところの角にあった。労働者の長い列と、罵り、わめき、パンを買うだけの金をよこせと叫ぶ女房連の列とが、給料日にはきまって酒場の前に見られたという有様であった。

一九〇五年の始めごろ、ただならぬ空気が漂っていた。日露戦争の敗北は、新たな革命運動の波、社会民主党(ロシア共産党――ボルシェビキ――の前身)の勢力の拡大と結びついて、大衆の経済的・政治的不満を深めた。