후리가나로 읽는 일본 고전
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じゅうはちじのおんがくよく
十八時の音楽浴
海野 十三
海野 十三의 十八時の音楽浴(じゅうはちじのおんがくよく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 103,941자 · 210화면
船底はどのくらい硬いか。スクリューは何でできていて、硬度はどのくらいか」
などと、記憶をよびもどしたり、結局軍船の攻撃要領を次のように判定した。
すなわち、一、軍船を沈めるのには、すべからく船底に断面積大なる穴をうがつべし。二、第一項の作業を容易ならしむるため、まずもって軍船のスクリューを破壊しおくを有利とす。
というわけで、その要領は実に一見平凡なものであった。しかし、インチキでなく本格ものは何事によらず常にもっとも平凡に見ゆるものであった。
さあ、それからが、大変である。
ではいかにして、一、軍船の胴中に穴をあけ、二、そのスクリューを叩きこわすか、その実践的手段であった。楊博士は、はたと行き詰って、しばらくは生臭い大きな掌でもって頭をぐるぐる撫でまわし、そして左右の目くそを払いおとした。上海脱出以来すでにもう幾旬、魚釣りばかりに日を送っていたために、あれほどすごい切れ味を見せていた博士の能力もここへ来てだいぶん焼鈍されたように見えたが、実はそれほどでもない。すべて物を考えるには、推理の入口というか、思索の基点というか、とにかく一種のキャタライザーが入用なのである。