후리가나로 읽는 일본 고전
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なんぼくアルプスつうせつ
南北アルプス通説
木暮 理太郎
木暮 理太郎의 南北アルプス通説(なんぼくアルプスつうせつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,372자 · 11화면
日本アルプスの特色
が出版されてから十年近くも経過した明治三十八年の頃からであって、それも最初は飛騨山脈のみに限られていた観があった。これは恐らく飛騨山脈の雪に飾られた高峻雄大なる山容を松本平から間近く仰望し得る為に、その存在が多くの人に早くから認められ、それで日本アルプスといえば飛騨山脈を意味するもののように思わしむるに至ったものであろう。然るに一般には勿論、学者の間にも日本アルプスの名を飛騨山脈に限ることに不同意の説が唱えられて、大勢の趨くところ赤石山系や木曾山脈をも日本アルプスの中に含ましむるに至ったのであるが、これは早晩しかあるべき筈のものが、その通りになったに過ぎない当然なことである。アルプスなる文字を使用することが極度に流行している今日から見れば、かような説があったということさえ、寧ろ不思議に思われるほどであろう。
日本アルプスの特色
かくの如く日本アルプスは赤石山系、木曾山脈及び飛騨山脈の総称であるが、これ等の山脈はほぼ斜に相並行して三〇〇〇米を上下する大連嶺を成し、風雨の鑿、氷雪の鉋に刻まれ削られて、他の多くの山脈とは違った、著しい特色を有している。標高の大なることがその一であり、夏なお多量の残雪を存することがその二であり、過去の氷河の遺跡であるといわれているカールの存在することがその四であり、山頂附近は大小