일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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くれしゅうぞうせんせい

呉秀三先生

斎藤 茂吉

斎藤 茂吉의 呉秀三先生(くれしゅうぞうせんせい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,151자 · 9화면

아오조라 문고

多分その学校の四級生〈今の二年生〉ぐらいであっただろうか。学校の課程が済むと、小川町どおりから、神保町どおりを経て、九段近くまでの古本屋をのぞくのが楽しみで、日の暮れがたに浅草三筋町の家に帰るのであった。ある日小川町通の古本屋で『精神啓微』と題簽した書物を買って、めずらしそうにひろい読みしたことを今想起する。その古本屋は今は西洋鞄鋪(旅行用鞄製造販売)になり、その隣は薬湯(人参実母散薬湯稲川楼)になっている。『精神啓微』は呉先生がいまだ大学生であったころに書かれたもので、初版は明治二十二年九月廿日の刊行である。その後私が第一高等学校の学生になった時、本郷のある書鋪で、『精神啓微』の第二版を求め得た。第二版は明治二十三年十月十日の刊行で、表紙の字が初版よりも少し細くなっており、巻末に世評一般がのせてあって、その中には『国民の友』記者の評に対する森林太郎先生の弁駁文などもある。

『精神啓微』は脳髄生理から出発して形而上学の諸問題に触れ精神の本態に言及されたものであるが、「万象ヲ鑒識スルノ興奮ハ視官ニ於テ最盛ナリ。光線ノ発射ト色沢ノ映昭トハ吾人ノ終身求メテ已マザル所ナリ。