후리가나로 읽는 일본 고전
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あづまばし
問はずがたり・吾妻橋 他十六篇
永井 荷風
永井 荷風의 問はずがたり・吾妻橋 他十六篇(あづまばし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 75,586자 · 159화면
彼等は鉦を打ち木魚を叩くよりも薙刀を持つことを名誉となした。
平和は史乗の生るる以前より一たびも樹立したことがなかったのであろう。闘争は人間生活の常時で、平和は纔にこれを為さんがための準備期もしくは休憩期間たるの観なきを得ない。「勝利」と云う言葉は、そもそもいずれの時初めて人の口から発せられて文字となる事を得たのであろう。この言語が廃滅してその意を失う時、初て真の平和が見られるものと思わねばなるまい。
○
昨日までわれわれは「平和」を口にすることを堅く禁じられていた。戦って勝とうがためには、「平和」は呪詛と見られていた。戦いに敗れて、人は再び平和を知るに至った。或人は敗衂の賜物としてこれを迎えた。敗衂なければ平和は遂に来なかったように思われていたからであろう。平和は民族の種の絶え果つる時、冷い月の光のように枯木と屍とを照すものと思われていた。
敗衂はわれわれを救った。敗衂のために救われたわれわれの前途はどうなるだろう。われわれは日々あまりに多くの言論に耳を聾せんとしている。言論の声は爆弾の響に代ったのだ。そして生命の不安は依然として変るところがない。