후리가나로 읽는 일본 고전
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そうせきしとわたし
回想 子規・漱石
高浜 虚子
高浜 虚子의 回想 子規・漱石(そうせきしとわたし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 115,187자 · 231화면
ということになって、その翌日天気の好いのを幸に居士は極堂その他の諸君と共に珍らしく戸外に出て、稲の花の咲いて居る東郊を漫歩して石手寺の辺まで歩いて行き、それからまた同じ道を引き返して帰って来た。居士の、
南無大師石手の寺や稲の花
などという句はこの時に出来た句であるそうな。今から見ると写生写生といいながらなおその手法は殻を脱しない幼稚なものであるが、とにかく写生ということに着眼して、それを奨励皷舞したことはこの時代に始まっているのである。それから無事に宿まで帰って来て極堂君らも皆自分の家に帰ったのであるが、極堂君は晩餐をすましてから昼間の尽きなかった興をたどりつつ、また居士の寓居に出掛けて行ったところが、居士は病床に寝たままで枕元の痰吐きに沢山咯血をしていた。枕頭についているものは上野の未亡人ばかりであった。居士が低い声で手招ぎするので極堂君が傍に行って見ると、それは氷嚢と氷を買って来てくれというのであった。そこで極堂君は取るものも取り敢えず氷嚢と氷を買って来たのであったが、その留守中に大原の叔母君と医者とが来て居った。その咯血は長くはつづかなくって、それから間もなく東京に帰るようになったのであった、ということであった。