일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

じごくのししゃ

地獄の使者

海野 十三

海野 十三의 地獄の使者(じごくのししゃ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 75,419자 · 152화면

아오조라 문고

「あけてなかったというんですね」帆村の顔はいよいよ青白くなる。

「あなたは、その缶詰をどこで見ましたか」

「その小卓子の上にありました」

「この小卓子の上にね。たしかですね」

帆村の額に青い血管がふくれあがる。

「たしかでございます。あたくしがこの部屋に入って参りましたとき、先生――旗田先生は小卓子の脇を抜けてその皮椅子へ腰をおろそうとなさいましたが、そのときお服がさわりまして、あの缶詰が下にころがり落ちました。あたくしは急いでそれを拾って、この小卓子におのせしました。するとそのとき先生はお愕きになって――下は絨毯ですから、軽い缶詰が落ちても大きな音をたてなかったので、先生はそれにお気づきになっていなかったようでしたわ――それで、あたくしをお睨みになって『余計なことをしてはいかんです』と仰有いました」

「なるほど。それからどうしました」

「それから――それから先生はその缶詰をお持ちになって、あそこの戸棚の引出におしまいになりました。それから元の椅子へおかえりになりました」

「なるほど、なるほど」帆村は昂奮をおさえつけようとして、しきりに瞼をしばたたいている。

「あなたが拾いあげた缶詰はたいへん軽かったというが、どれ位の重さだったんですか」