후리가나로 읽는 일본 고전
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かいとのはなし
垣内の話
柳田 国男
柳田 国男의 垣内の話(かいとのはなし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,985자 · 14화면
三
三
できるだけ単純なまたわかりやすい側面から、近よって行く習慣を我々の間では付けることにしたい。むつかしく考えないと学問ではないというような、魯かな迷信から脱出する手始めに、まずこの面倒くさい問題を、できるだけ素朴に処理してみよう。
全国各時代の垣内現象を一貫して、最も著しい共通点は何かと言うと、私は個々の垣内の呼び名ではないかと思う。古い文書にそれは数多く、また近頃の地名採集にもおいおいと出て来るが、それには争うべからざる古今の類似がある。だいたいにこれを三通りの命名法に、分けてみることはそう無理ではない。その第一は方角と所在、地図の上に現わさずともおおよそは配置がわかり、つまりは全土をことごとく、垣内に分けたのではないことを認めさせる。第二には人名を冠するもの、この人名は多分持主であって、折々は改称もあったかしらぬが、たいていは始めてその垣内を設定した日を記念している。単なる人名も土地にとっては歴史だろうが、外から窺うことはやや困難である。眼に留るのは大小の地役人、社寺の従属者の他に、鍛冶垣内・紺屋垣内という類の諸職の名が多い。村に彼等を定住せしめるには、何か収益の保障が必要だったろうことを考えると、垣内が一つの特権であったことも少しわかるのだが、これはもう少し事実を集めた上でないと、はっきりとした