일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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「だん」のかいたい

増補 美学的空間

中井 正一

中井 正一의 増補 美学的空間(「だん」のかいたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,324자 · 44화면

아오조라 문고

……ある晴れやかなる日、哀れなる囚人は、自分の仕事場から覗穴を見上げて、そこから眼が消失せたのを認める。そこで始めて彼は呼吸し得る。生き得る。」

この不安の凝視は、存在論で云うならば、本質的凝視とでも云う、如何にもドイツ的な、北方的ゲルマン的な、眼なざしを感ぜしめるものがある。

そして、それは、シェークスピアが、ハムレットを描いて以後、近代人の視覚の中に類型づけられるところの視覚であり、ドイツは、レッシングがそれをドイツに入れてから、ロマン主義的イロニーにまで盛上るのに一五〇年の立後れをした視覚でもある。

ハイデッガーの存在論も、この不安の凝視を哲学の中に再現している。そしてそれを、「生きた空間」(ロイムリッヒ・インザイン)と表現して、距離の不安の言葉をもって、同じ主題を取扱っているのである。ハイデッガーはカント的に、初めから形式的に空間なるものがあるのではなくして、そんな空間は只の「間隔」(アップシュタント)の世界である。自分があるべき自分の位置からはずれている時、その時初めて、自分からの「距離」(エンドフェルヌング)即ち、はなれている不安としての空間が生れる。