후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
「だん」のかいたい
増補 美学的空間
中井 正一
中井 正一의 増補 美学的空間(「だん」のかいたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,324자 · 44화면
等々の立場があり、それを小説は表現する一つの「面」をもたなければならない。ここに小説のもつ空間的性格がある。
この方向と距離とワクが自由となる時、ここに演劇の世界が展ける。そこでは、ただ「気持が好い」とだけ語らしめる。そして、無限の観衆の角度にしたがって、各々の立場からそれを受取らしめる。往々にして、劇作家は、自分の中に、無限に分裂した自己をもっていて、小説にまとめるには余りにも多くの自分をもっていて、それは劇の姿をもって、彼自身の無限の距離感を表現するとも云える。
この絵画と彫刻、小説と演劇の両者の芸術的空間が、二次元性と三次元性の両性格をもっていることは興味あることであるが、この両者とも個人の自我が、自我との対決の距離感の上に構成されているのである。
映画の場合は、その見る眼はレンズであり、それを描くものはフィルムであり、それを構成するものは委員会である時、この集団的性格との間の距離の上に成立していると考えられるのである。
集団的制作者と、集団的観衆とは、只一つの人間群像であるにもかかわらず、歴史的時間は、未来への「問の記号」として、白いエクランを、その両者の隙虚の中にさし入れるのである。