후리가나로 읽는 일본 고전
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「だん」のかいたい
増補 美学的空間
中井 正一
中井 正一의 増補 美学的空間(「だん」のかいたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,324자 · 44화면
やがてそれは歴史的組織体へ高まるものである。よい監督とはよい組織者のことである。芸術家のエスプリにあたるものが、ここでは集団意識の盛上りに外ならない。そこで、対象を「見るもの」の調子とはレンズのみならず、構成委員会の決定意識の調子のしまり方にあるのである。このメンバー相互の把握の仕方が芸術製作の要素であることは重大である。かかる芸術創作行動がその本格的試練期に入ろうとするこの世紀の後半は、歴史的な意味をもつこととなるであろう。そして、このことが個人主義的段階の実学をみごとに引離してゆく重大なる要素となるのである。
第三点の、映画が物質的視覚から構成されていることは、最も重要なことである。レンズとフィルムが構成している画面が、人間が見ている世界と同一であると考えるのは短期間の人間の習慣であり、商業機構が戦い取った一般性である。
しかも、最も驚くべきことは、その物質的な見方が、その率直さと正直さにおいて、人間の信用を得たことである。
百号のカンヴァスよりも、ライカの一コマのほうが人間の信用を博したことは何故だろうか。レンズが対象に関係する仕方には厳密な数学的対応関係があって、戦場の場面の兵士の姿としての一点の黒色は、物質の手続としてはジカにはるかに実戦場の兵士の身体に連続しているのである。