후리가나로 읽는 일본 고전
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「だん」のかいたい
増補 美学的空間
中井 正一
中井 正一의 増補 美学的空間(「だん」のかいたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,324자 · 44화면
これが極端にまで行くと更に芸術の御座敷性にまで落ちて行く。新聞小説の筋がヒョイト満蒙事件を論じはじめだすに至っては、寧ろ座を白けさすに十分である。更にそれが売られ調製されるためには云わば一般に通った名前が要求せられる、企業に於けるレッテルがそれである。芸術に於けるレッテル性という面白い言葉の組合せを私達はもつことが出来る。このごろの作品を読む一つの興味はそれが代作であるかどうかを見究めようとする試みにある。それは画壇に於ても通がもつ一つの趣味とさえなっている様である。もうこうなっては、企業的言葉を無茶苦茶に芸術なるやや神聖なる言葉に組合せて見ればよい。それは何かの意味をもってソドム的悦楽を逞しくすることが出来る。例えば芸術の売込的レディーメード性、芸術の売色的線香性、幇間性、落語的被注文性、芸術の速力化、合理化、大量生産化等々凡て諒解できる語彙である。
かくして、個人的天才的個別性は漸く集団的機能的組織性の中に解体され、再組織されて来る。そこではすでに「壇」ではなくて「団」である。祭りのニワではなくして、一つの経済的法人である。
こうなって後、フロイド主義を入れて見ても、ダグラス主義を入れて見ても、結局デパートの新流行選択の苦労にしかそれはすぎぬであろう。