일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ゆめはよびかわす

夢は呼び交す

蒲原 有明

蒲原 有明의 夢は呼び交す(ゆめはよびかわす)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 104,126자 · 210화면

아오조라 문고

娘というのは静代といって養女である。夫婦とも老年になるばかりで、子がないのを苦にして、あとの事など思い詰めたあげくに、この四、五年来家事の加勢に呼寄せていた曾乃刀自の姪を籍に入れたのである。老刀自が華道に専心して忙がしがっていたのを助けて来ただけあって、花も相応に活かるようになっている。静代は鶴見に花を活けて見せろといわれたのを面倒がりもせずに、仕事の手を休めて、ついと庭へ下りて行った。

鶴見はほほえみながら、老刀自の顔を見て、「あのね。家隆卿の歌にこんなのがあるのだよ。いいかね。――花をのみ待つらむ人に山里の雪間の草の春を見せばや。これなら分るだろう。雪間の草の春と一纏めにいって、それを都の人々に見せてやりたい。実に好いじゃないか。どうだね」といって、ひとりで感心している。

「わたくしなぞには歌のことなんか分りっこはございませんが、そう仰っしゃられれば、好い歌は好いと思われますね。」老刀自はしかたがなさそうに合槌を打つのである。

「それで好いのだ。その上に無理に詮索するにも及ばないが、おれには少し思いついたことがあるよ。」

鶴見はそういって置いて、この「見せばや」