후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ゆめはよびかわす
夢は呼び交す
蒲原 有明
蒲原 有明의 夢は呼び交す(ゆめはよびかわす)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 104,126자 · 210화면
生まれつきひ弱で、勝気ではあっても強気なところが見えない。世間に出てからは他に押され気味で、いつとはなしに引込み思案に陥ることが慣いとなった。彼はしょっちゅうそれを悔しがり寂しがるのみで、その境界を打開する方法はあっても、それに対する処置を取り得なかった。またそうさせぬものが胸中に蟠っていて自由な行動を制していたのである。
かれが文壇に登場したはじめには、小説というものを真似事のように書いてみた。二度目に苦心して書き上げてみたが、苦心をしただけに、すぐに厭気がさす。なぜというに、小説を書くことは自分の宿志に背くと思ったからである。そして反省する。反省に反省を重ねて、その苛責に悩むのがかれの癖である。彼はそれから詩を書く決心をした。かれの好みは幼年時より詩の方に向いていたのである。詩は書きたい。しかし強ちに詩人になろうとまでははっきりさせていなかった。今となってはそうしているだけでは済まされない。かれはこの時はじめて詩人になろうと盟って、おれはこれから詩人になるのだと叫んでみて、その声を自分自身に言い聞かせた。そうして既に詩人となったつもりで詩を書こうというのである。