일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ゆめはよびかわす

夢は呼び交す

蒲原 有明

蒲原 有明의 夢は呼び交す(ゆめはよびかわす)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 104,126자 · 210화면

아오조라 문고

もともと実物がわが国になかったところへ、何かの理由があって余所から這入って来た。その理由が忘れられた後になって、あの異常な生態が忌まれだした。葉は夏になると、すっかり枯れてしまう。それが秋の彼岸ごろになって、地面からいきなりに花茎だけを抽んでる。咲く花もまた狂ったように見える。忌まれたのはそういうわけからであったらしい。それから墓場の手向草のようになって、いよいよ嫌われることになった。石蒜の歴史はざっとそういうところに帰著する。

要するに石蒜は外来種であって、人はその効用に無知になっている。そしてあのめざましい美花がついぞ観賞もせられずに、長いあいだ、路傍にうち棄てられてあった。やっとこの頃になって、いけ花の方で装飾的に使われてはいるが、まだまだ遠慮がちに取り扱われている。

石蒜のこの国で受けた運命は随分はかないものである。鶴見はそんなことを考えながら、庭の草りをするついでに、石蒜の生える場所を綺麗に掃除をしておいた。濡縁の横の戸袋の前に南天の株が植えてある。その南天の根方である。おもうにはじめ南天を移しうえたとき、その根に石蒜の球根が附いて来たものから次第に殖えたものだろう。