일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あにきのようなこころもち

大川の水・追憶・本所両国 現代日本のエッセイ

芥川 竜之介

芥川 竜之介의 大川の水・追憶・本所両国 現代日本のエッセイ(あにきのようなこころもち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,007자 · 56화면

아오조라 문고

多分好きだろうと思って、ギイの素描を見せたら、これは嫌いだと云ったのもその時ではないかと思う。それからどこかの芝居の二階で遇った事がある。その時は糸織の羽織か何か著て、髪を油で光らせて、甚大家らしい風格を備えていた。それから新思潮が発刊して一年たった年の秋、どこかで皆が集まって、飯を食った時にも会ったと云う記憶がある。「玉突場の一隅」を褒めたら、あれは左程自信がないと云ったのも恐らく其時だったろう。それから――後はみんな、忘れてしまった。が、兎に角、世間並の友人づき合いしかしなかった事は確である。それでいて、始終豊島の作品を注意して読んでいた所を見ると、やはり僕の興味は豊島の書く物に可成強く動かされていたのかも知れない。

それが今日ではだん/\お互に下らない事もしゃべり合うような仲になった。尤もそれは何時からだかはっきり分らない。三土会などが出来る以前からだったような気もするし、以後からだったような気もしない事はない。

豊島は作品から受ける感じとよく似た男である。誰かゞそれを洒落れて、「豊島は何時でも秋の中にいる」と形容した、そう云う性格の一面は世間でもよく知っているだろう。