후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠13
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠13(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 349,705자 · 678화면
そうして、科学的に教えられた星座のほかに、自分の頭で、それぞれの星座を組み立て、それに命名をまで試みているようです。
その命名も、たとえば、拍子木座と言い、団扇座と言い、人形座と言い、大福帳と言い、両国橋と言い――そうして、毎夜毎夜、その独特の頭を以て、星座を眺めては、即興的に出鱈目の歌をうたうことは少しも改まりませんから、駒井が呆れてしまいました。
せっかくこの即興的の出鱈目を、科学的に矯正してやろうとしているあとから、教えられた知識を土台にして、また空想の翼を伸ばすのだからやりきれません。
しまいには、ただ、自分が天体を観察している時、望遠鏡にさわることを恐れて、近くで足踏みをすることだけを禁じて、出鱈目の歌には干渉をやめました。
今や、茂太郎は、星を一層深く見ることを覚え、そうして眺めた星の一つ一つを点画として、自分としての空想を描き出すことで、毎夜の尽くることなき楽しみを覚えました。
つまり、今まで、禽獣虫魚を友としていたと同じ心で、日月星辰を友とする気になってしまいました。おのおのの星が、これでみんな異った色と光を持ち、異った大きさと距離をもって、おのおの個性的にかがやきつつ、それをながめている自分を招いていることを見ると、嬉しくてたまりません。