후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠13
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠13(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 349,705자 · 678화면
に帯びた一梃の鉈です――鉈という字、この場合彫と書いた方がふさわしいかも知れないが、それは、筏師がさすように筒に入れて籐を巻いたのを、与八は腰にさしています。
与八として、こんなものを護身用として持たねばならぬ人柄ではないはずです。これは東妙和尚から授けられて、これによって、行くさきざきで、与八独特の彫刻を試みて、それで世渡り、旅稼ぎをしようとの用心にほかありません――
行き行きて、その翌日、大菩薩峠の麓まで来ました。
与八としては珍しくない道。自分の立てたお地蔵様はどうなっているか――それにもお目にかかりたいが、今日はそこでとどまる旅路ではない、峠の彼方にはお浜の故郷もあれば、慢心和尚も待っている――今度はそれより先の道中、どうかするといずこの果てかで、弁信法師あたりにもぶつからない限りもないでしょう。
七十八
根岸に閑居の神尾主膳とお絹は、閑居は相変らず閑居に違いないけれど、このごろは、幾分か荒みきった生活に経済的に潤いが出来たらしく、お絹は、しげしげと買物に出かけたり、家へ寄りつかないではしゃいでいることもあるのを以て見れば、どこからか水の手が廻っているものと見なければならぬ。