후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠13
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠13(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 349,705자 · 678화면
「はいはい、他人事じゃごわせん」
「じゃ、これで交替」
「いや御苦労さま」
「いや御同様さま」
「どうれ」
「どっこい」
「どうれ」
「どっこい」
こうして、東西五人ずつの非常見廻りの交替と引きつぎの事務は済んでしまったもので、おのおの御用提灯が右と左へ悠長に揺り出して行く。
この交替と引きつぎが済んでしまった後、気のせいか、この間の晩のように、柳の木蔭にまだ何か物怪が残っているようです。
あの時は、がんりきの百の野郎が、あわててくしゃみを食い殺して背のびをしたが、そう毎晩、柳の下にがんりきがいるはずはないが、どうも非常見廻りの連中が去った後に、おのずから人の気配が柳の木蔭から、ぼかしたようにうっすりと現われて、やがて影絵のような影がさしました。
それは別人でなく、この前の晩に宮川の川原の蘆葦茅草の中を、棺巻の着物をかかえてさまようた怪物、桜の馬場で馬子を斬ろうとして逸走せしめたあの覆面が、今晩もまた、夜遊びに出たのです。
何の目的ということもなく、何の理由ということもないが、一旦、夜遊びの味を占めると、少なくとも一晩に一度は夢遊の巷を彷徨うて帰らないことには、血が乾いて眠られないらしい。