후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠16
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠16(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 268,946자 · 520화면
「いや、神尾の殿様、お言葉ではげすが、毛唐が勝手な理窟をつけるとのおさげすみはいささか御了見違えかとびた助は心得まする、第一、あっちは、すべて理で押して行く国柄でげして、理に合えば合点を致しまする、理に合わないことは、とんと信用を致しませぬ、勝手な理窟を取らぬ国柄でげしてな。たとえば蒸気の船や、車のしかけなんぞをごらんあそばせ、恐れ入ったものじゃあげえせんか。現にごろうじろ、テレカラフの針の先で、新聞紙の銅版を彫ったり、風船で空から風を持って来る工夫なんぞは妙じゃあげえせんか」
「あれは魔法手品の出来そこないだ、正当の学問をする君子の取らざる曲芸なんだ」
と神尾がまた、さげすむと、びた公また躍起となって、
「どう致しまして、子曰くは、これからはもう流行りませぬな、すべて理詰めで行って大いに利用厚生の道を講ずる、あっちの究理学でなければ夜も日も明けぬ時代が、やがて到来いたしますでな。たとえば今の風船にしてごろうじろ、こういうワケでげす、この地球の国の中に暖帯と書いてありやす国がござりやすがね、あすこが赤道といって、日の照りの近い土地でげすから、暑いことは全く以てたまりませんや、そこでもって国の人がみんな日に焼けて黒ん坊サ、でげすから、その国の王様が、いろいろ工夫をして風船というやつを作って、大きな円い袋の中へ風