후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠2
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠2(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 195,601자 · 387화면
鶴屋へ送り込むようにおっしゃったあの乗物を、途中から七兵衛が行って折戸の方へ曲げて、三保の松原へ連れ込んだところなので。そこには敵の相手の、なんと言いましたか、まだ若い人だそうで、その人が待っている、その上に荒っぽい船のやつらが網を張って逃げられねえようにしている、そこのところへ、あのお乗物がすっぽりと陥り込んだというわけですから、いい気なのは待ちぼけを食わされたお前様だ、その魂胆を一通り御注進に参ったので。いやどうも、頼まれもせぬに、飛んだ御苦労な役目でございます」
六
伊勢の国大湊から出た若山丸は無事に伊勢の海を出て、東海の航路を駛って行ったのでありましたが、乗手の中にただ一人、無事でなかったのはお玉でありました。お玉はこの舟に乗ってから、芸名のお玉を改めて本名のお君に返りました。慣れぬ船の中で、船暈に悩まされ通しであったのがこのお君でありました。
伊勢を出る時から頭が上らなかったのが、遠州灘へ来ると、もう死人のようになってしまいました。このまま船を進めれば、お君は船の中で死んでしまうよりほかはないと思い、
「お松様、どうも苦しゅうございます、わたしはモウこの辺で船から卸してもらいとうございます、とても船でわたしの身体は江戸まで持ちそうもありませぬ、こんな身体をしてお世話をかけては皆様