후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠7
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠7(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 242,044자 · 477화면
「今、江戸中での人気ある、商品の売出し広告を、ああして聯合でやっているだけなんですよ、この旗をごらんなさい」
「なるほど」
足利の絵師田山白雲と、宇治山田の米友とは、人気者の行列とは、没交渉であるから、白雲は語りついで、
「実は君、拙者はこのごろ、三十六童子の姿をうつしてみたいと思って苦心しているところなんだ、不動明王の眷族三十六の童子を、古例になずまずに、おのおのその性格によって表現を異にしようとこう考えているのだが、その粉本に苦しんでいる……ところが今、計らず君に出逢って見ると、まさにこれ天より与えられた模型である。どうか君、拙者のために時間をさいてくれ給え。君の住所を聞かしてくれれば拙者が出向いて行こう、君の方にさしつかえなければ拙宅へ来てくれてもよい……ナニ、三日目に旅に出る? それでは、ぜひ、今日のうちに、ちょっとそこで輪郭だけを取らしてくれ給え、頼む!」
米友は、この無作法な物の頼みも、その中に籠る真実性に動かされたものと見え、絵師の頼みに同意を与えると、絵師は喜んで道具を畳んで妻子を返し、自分は米友を誘うて人気者の行列を突切りました。
二十三