일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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だいぼさつとうげ

大菩薩峠7

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠7(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 242,044자 · 477화면

아오조라 문고

長さ十七間余、幅は二間半、馬力は六十。仕事は連れて来た寅吉の弟子二人と、附近の漁師の若い者が手伝う。

終日、工事の監督に身を委ねていた駒井能登守――ではない、もう疾の昔に殿様の籍を抜かれた駒井甚三郎。夜は例によって遠見の番所の一室に籠って、動力の研究に耽っている。

八畳と六畳の二間。六畳の方の一間が南に向いて、窓を推しさえすれば海をながめることができるようになっている。床の間に三挺の鉄砲、刀架に刀、脇差、柱にかかっている外套の着替、一隅には測量器械の類。机腰掛に陣取っている駒井甚三郎の髪を分けたハイカラな姿が、好んで用うる白くて光の強い西洋蝋燭の光とよくうつり合っていることも、以前に変りません。

駒井甚三郎は、いつもするように研究に頭が熱してくると、手をさしのべて、窓を推し、海の風に疲れた頭を吹かせる。

番所の目の下は海で、この洲崎の鼻から見ると、内海と外洋の二つの海を見ることができる。風凪ぎたる日、遠く外洋の方をながめると、物凄き一条の潮が渦巻き流れて伊豆の方へ走る。漁師がそれを「潮の路」と名づけて畏れる。外の洋で非業の死を遂げた幾多の亡霊が、この世の人に会いたさに、はるばると波路をたどってここまで来ると、右の「潮の路」